癌の手術中に切除対象となる細胞組織が癌に侵されているかを、物質の硬さ情報を細かな分解能で映像に変換し、スピーディに診ることを目標にスタートした、地域新生コンソーシアム事業です。
物質の表面ではなく物質の内部の音速を、数ミクロン単位で計測します。
経済産業省、株式会社サイエンスクリエイトの支援の下、下記の大学や企業が参加しました。
・東北大学
・豊橋技術科学大学
・本多電子株式会社
解析画面
左上画像:超音波反射強度画像
右上画像:物質内部の音速画像
右下画像:物質の厚み画像
最終的には、診断画像を出力するための処理のみで2分、前処理を合わせても5分以内の高速性を達成しました。
これまでの光学式顕微鏡では、前処理と合わせて1時間~24時間の時間を要していましたので、この事業に参加した大学や会社の連携の成果ではないかと考えております。
一般的に、硬い物質ほど音が速く伝わる性質を利用し、物質の物理特性を直接可視化するこの顕微鏡は、医療分野のみならずアムの成果にさらなる改良を加え、本多電子株式、これまで確認することが困難であった様々な分野での応用が期待されています。
なお、現在は、コンソーシ会社より製品として発売されております。
(文中敬称略)
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超音波音速顕微鏡 HMS-1000